暇コラム

鬱病と生きる会社員のブログ

2019年の話

大したことのない、2019年を振り返る。 

 

・仕事の
人の仕事の話は大抵つまらない。
戦場カメラマンとか、珍しくて特殊な仕事なら需要もたんまりあるだろうが、私は一般企業の会社員なので割愛する。
 

・途上国の話 
散々将来の目標を語っておいて今更だが、 2019年ははじめて開発途上国を訪れた年だった。
アジアの中でも貧困国とされるカンボジア、驚異的な成長を遂げるインド。
むきだしの人間性は強烈で、その可能性にただただ心が躍った。
東南アジアは沖縄に似ている。
不思議な懐かしさにつつまれながら、私はたしかにああいう熱気の中で育ったのだと思った。
 
世の中には努力だけでなんとかなるものとならないものがあると思っている。
おそらく前者は健康な人間の筋トレくらいで、大抵の物事においては努力がそのまま結果につながることは稀だ。
期待よりもずっと遅くチャンスが訪れることもある。
自分の力が及ばないところについては意識を手放し、タイミングが来たら、それをいとおしみながら享受する。
そうできなければ永遠に人生への不満が募ってしまうのだろうと思う。
チャンスがくるまで、できる限り多くの物事をこの目で見て
焦らず、しかし着実に、この場所でできる最大限の経験を積み重ねていきたいと思っている。
 
・体調の話
こんなに体調の悪い1年は10年ぶりだった。
いや、純粋な体調という意味で言えばはじめてかもしれない。
 
3月あたりから、急に更年期のような状態になってしまった。
冷や汗と頭痛が止まらず、耐えがたい倦怠感でほとんど仕事にならない。
来週も体調がわるかったら、もう休職しよう。
そう思いながら毎週を消化試合のように過ごした。
当然病院には行ったが、原因はわからず、できることはないと言われて途方に暮れた。
結局なにが良かったのかはわからないが、夏ごろには落ち着いて、今はある程度回復している。
来年は体調が良い一年だといいなあと思っている。
初詣に願うことは健康。その2文字だけである。
 
・岸優太くんの話
もはやこの人をなくして2019年を語ることはできない。
King&Prince 岸優太。
アイドルはハロプロだけだと思っていた私を見事にジャニーズという沼に引きずり込んだ男である。
舞台仕込みのダンス、リズム感、ピッチ、やわらかい発声と表現力をあわせもったグループ随一の歌唱力、
繊細で目を惹く演技、豆粒のように小さな顔と長い脚、
そして抜群の愛され力。
あっさり陥落し、私は日々ジャニオタとして圧倒的な成長を遂げている。
 
堺雅人井上芳雄が結婚した今、家庭を感じさせない男はもう岸優太しかいない。
別に独身でないと嫌だというわけではないが、どちらかと言えば独身の方が良い。
岸くんのことは素敵なアイドルとして、これからもまっすぐ応援していきたい。
 
しかし、堺雅人はかつて「早稲田のプリンス」と呼ばれていたし、 井上芳雄も「ミュージカル界のプリンス」、
ここへきて「Prince」というグループに所属していた岸優太にハマるなんて、つくづくプリンス好きな女である。